心が踊るおいしい料理や大切にしているコレクション、写真でステキに残しておきたいですよね。今回は、卓上でモノを撮るシチュエーションに使える「テーブルフォト」の撮影テクニックをご紹介。SNSでも注目度の高い、アイテムを並べて真上から撮影する“置き画”のコツもたっぷりご紹介します!
テーブルフォトを撮影する場合に意識したいのが「撮影する位置や場所」。たとえば、素敵なカフェで過ごす時間。ほっとひと息つけるコーヒーの背景に店内の雰囲気を写し入れれば、より臨場感の伝わる1枚になります。
また、背景と同じく被写体を際立たせる「光選び」も大切なポイント。自宅での撮影なら、レースカーテン越しに柔らかな光の入る窓際などが最適です。
また、より撮影に適しているのは薄曇りの日。光の強い晴れた日は、テーブルの位置を窓際から引き離すだけで、ずいぶん光の当たり方が変わります。
テーブルフォトの見栄えを左右するのが「アングル」と「被写体の配置」。撮りたいモノ、注目させたいポイントによって使い分けてみましょう。ここでは、簡単&おしゃれに撮れる2つのおすすめアングルと配置のコツをご紹介します。
被写体の全体像を見せたいときには「真上」からの撮影がおすすめ。背景に気を配る必要もありません。フレーム内の上下or左右の余白が均等になるように意識するのが美しく見える配置のコツです。スクエア(ましかく)にトリミングするとより被写体が引き立ちます。
ディテールを見せたいときにも「真上」のアングルは有効です。その場合は、スマホカメラの利点を生かし被写体にレンズを近づけて撮影してみましょう。
ここでは、あえてお皿を切ることでフレーム内の情報を絞り、食材の質感や彩りを強調しました。
高さを強調できる「真横」からの撮影は、背の高いグラスやボリュームのある料理にも適したアングル。モノだけでなく空間や雰囲気を見せたいときにもおすすめです。
美しく見せるコツは、奥行き(遠近感)を意識すること。一番見せたい被写体は手前に、背の高いものは奥に配置することで整頓された画になります。
背景が強調されすぎないよう「被写体7:背景3」程度のバランスが最適です。
ここで解説する「スタイリング」=被写体が引き立つ背景選びや並べ方を考えること。シチュエーションによっては小道具をプラスするのも効果的です。ここでは、スタイリングを意識することによって見栄えがどう変わるのか、作例を添えてご紹介します。
一番簡単で上手な背景の選び方は、被写体に合う背景の色を見つけること。
たとえば、アイス×緑の壁=ビタミンカラーでポップに、コーヒー×白い壁=シックで穏やか…と、背景の色次第で被写体のイメージを強調することができます。お散歩しながらの手持ちフォトなど、屋外でも使えるテクです。
テーブルフォトの場合、クロスやトレイを使えばイメージに変化をつけることができます。ここでは、同じ被写体を3色の背景で撮影しました。
英字新聞→カジュアル、濃紺→品良く、黄色→爽やかに…と、それぞれに雰囲気がプラスされています。季節感のある植物や小物も、特別感を演出してくれる好アイテムです。
アクセサリーやコスメを並べて真上から撮る、SNSでも人気の“置き画”。トライしてみたものの、なぜかゴチャゴチャ、おしゃれに見えない…という方も少なくないのでは? この置き画、単純そうに見えて実は奥が深いのです。ここでは置き画がもっと楽しくなる3つのテクニックをご紹介します。
服、バッグ、靴など、形やデザインの異なるものを一枚に納めるときには、できるだけ色味を揃えてみましょう。整然と並べてもラフに並べてもアイテムの同系色のものであれば、自然とすっきりまとまった印象が生まれます。
シンプルなアイテムは、実際には美しくても写真だと寂しい印象になってしまうことも。その場合は、フレーム内にワンポイントをプラスするとメリハリのついた画になります。主張し過ぎないものを選ぶのがポイントです。
撮りたい画によって「露出補正機能」で画像の明度を調整してみましょう。明度を下げる(暗めにする)と落ち着いた雰囲気に、明度を上げる(明るくする)と爽やかな雰囲気の画になります。またアイテムをくっきりと見せたいときには、光を反射する白壁やトレイなどでレフ板効果を加えると◎です。
テーブルの上には、心を豊かにしてくれるものがたくさん。いつもの食卓や日用品も少し手を掛けるだけでステキな被写体になります。少し凝って撮影してみれば、見慣れたモノの新しい一面が見えてくるかも。ぜひトライしてみてくださいね。
撮影協力:omotenashamoji
このページの作例写真は、iPhone X/8で撮影しました(機材協力:Apple Japan、ソフトバンク株式会社)
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