高品質な印画紙プリントに

「参りました!」の一言

 

日本カメラ月例フォトコンテストの常連入賞者であり、

2018年モノクロプリントの部で年度賞第2位と年間最優秀作品賞に輝いた、

ミストラル(高橋 聡)さんが富士フイルムの新しい銀塩プリントサービス

「PREMIUM PRINT」に初挑戦した。

本記事は「日本カメラ2月号掲載」より一部抜粋。

 

秋田県在住のミストラル(高橋 聡)さんはこれまで、こだわりのインクジェットプリントによる作品制作で月例入賞を重ねてきた。今回初挑戦した、富士フイルム「PREMIUM PRINT」は、高橋さんの目にどのように映ったのだろうか。その手ごたえを聞いた。


「ネットプリント自体が初めての体験でしたが、富士フイルムのPREMIUM PRINTは、JPEGデータを送信するだけで、驚くほど簡単に、プリント注文が行えました。そして、でき上がったプリントを手にした時、『これは参りました!』の一言でした。これまで研究に研究を重ねたインクジェットプリントには自信があったのですが、PREMIUM PRINTの高品質プリントは、銀塩印画紙ならではの階調表現、立体感、さらに粒状感があり、大きく引き伸ばすことで、作品の持つ魅力をより引き出してくれるものでした」


今回、モノクロ作品はスマホからの注文で大四切サイズにプリント。カラープリントはPCからの発注で、大全紙サイズに出力してパネル加工まで。どちらも簡単操作の上、満足のいく仕上がりだった。


「スピード感とコストパフォーマンスの高さもPREMIUM PRINTの利点ですね。これまでは、撮影後何日もかけて画像処理とプリント作業を繰り返し、作品応募をしていましたが、インク代やペーパー代も相当な金額になっていました。PREMIUM PRINTを使えば、その試行錯誤の時間とお金を自分の撮影の方に集中することができる。今後の作品制作をPREMIUM PRINTに乗り換えようかと本気で思っています」

 

 

データを準備したら、いざ注文作業へ。今回高橋さんは、JPEGデータからのカラープリントとモノクロプリントに挑戦。

操作は簡単で、順番通りに希望の項目を選択していくだけで、色補正や後加工までを注文することができる。

 

 

完成!!

「これまで敷居が高かった展覧会用のプリントも、

PREMIUM PRINTを使えば、

プリントからパネル加工まで、

気軽に実現できますね」

 

カラー作品「明日に輝いて」


品質と保存性に優れた最高級プロフェッショナルペーパー「MAXIMA(マキシマ)」グロッシーを選択して大全紙サイズにプリント。

ミュージアムパネル加工まで大満足の仕上がりだ。ミュージアムパネルは、金属製の写真貼付面と台座とのセットで、写真が浮いたように見える美しい仕上げ。写真展でも人気の高いプロフェッショナル仕上げだ。

 

 

こちらは、モノクロ作品「白鳥悲哀」(大四切サイズ)
奥の写真が高橋さんの自宅インクジェットプリントによるもので、手前の写真がPREMIUM PRINTにてMAXIMA(マキシマ)マットペーパーにプリントしたもの。ハイライトからグレートーンの階調表現、シャドー部の黒の締まりは、明らかにPREMIUM PRINTの方が秀逸だ。

 

写真・文=「日本カメラ」編集部  2019年2月号より

 

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