とっておきがお部屋にあれば。

自分だけの思い出や記憶を1枚の写真に込めて

ハッとするような美しい風景でなくていい。自分だけの記憶を思い起こす写真を1枚、 部屋に飾ってみませんか。例えば、なにかを決意した日の空の写真や、自分を救ってくれた1杯のコーヒー。家族や友人の笑顔も素敵だし、いつか行きたい旅先や、大好きな推しの写真でも。それらはきっと、目に入るたびにあなたの心を強くしてくれます。 アートとしてというより、もっと身近に。忘れたくない記憶を呼び起こす小さな装置として、あなたの部屋にも1枚、とっておきを。

人気カフェ chigaya店主 仲山ちがやさんのお店に伺いました

元ファッションスタイリストとしてNYで活躍していた仲山ちがやさんが、辻堂にベーカリーカフェ「chigaya」をオープンしたのは2014年のこと。看板商品のドーナツのおいしさとスタイリストの経験を活かしたおしゃれな店構えが評判を呼び、またたく間に人気店の仲間入りを果たしました。その後、2号店を台東区の蔵前に、3号店を江東区の森下にオープン。その10年にわたる道のりに寄り添い、励ましてくれたのは、お店作りの原点となった海外での経験や辻堂での思い出と、ちがやさんは言います。

仕事終わりに立ち寄った深夜のドーナツショップ。お店のシャッターの隙間から射し込む朝の光。これまでスマホの中にそっとしまっておいた大切な風景をWALL DECORでパネルにして、当時の記憶とともに振り返ります。

忘れられないあの風景を、日々目に入る場所に飾ってみる

今回、ちがやさんがWALL DECORのために選んだ写真には、ひとつの一貫したテーマがあります。「すべての写真に共通しているのは、“絶望と最高、どちらも味わった場所”だということ。 絶望の中に最高があり、最高の中に絶望があって、“大丈夫、わたしはどこまででもいける”、と希望が持てた大切な風景ばかりです。 なかでも辻堂店を軸に写真を選んだのは、ここがchigayaの原点だから。海外で撮った写真も、お店作りのヒントとなった風景の写真を中心に選んでいます」。

日頃から日記代わりに写真を撮ることが多いというちがやさんにとって、写真は記憶のスイッチを押してくれるもの。「例えば10年前のことでも、そのときの会話や気持ちをすぐに思い出せるのが写真の魅力。自分だけの記録用に、Tumblrに思い出の写真をアップすることもありますが、それを毎日目に入る場所に飾れるのは素敵ですよね」

自分だけの記憶がよみがえる、大切な風景たち

13枚ある写真は、大きくNY編/辻堂編/宝物編の3つに分けられます。スタイリスト時代に暮らしていたNYで、仕事帰りに通っていたドーナツショップ。いつかこんなお店を自分でもやりたいと妄想をふくらませた、大好きなベーカリーカフェ。一方、辻堂の写真で目を引くのは、chigaya辻堂店の朝と夜の風景です。

「朝の写真は、お店の開店前の時間に、少しだけ上げていたシャッターの隙間から入った光を撮影したもの。当時、夜中の3時からひとりでパンを焼いていて、常に孤独と闘っていたので、朝が来てお客さんがシャッターの向こうで開店を待ってくれているのが本当に心強くて。夜の写真は、閉店後です。この日はいつも来てくれているお客さんと初めてちゃんとお話ができた日で。今日はすごくいい日だったなと昼間のことを思い出しながら、その方が持ってきてくれたお菓子を撮影しました。この2枚を見ると、日々お客さんに助けられていることをあらためて感じます」。ちがやさんの名前の由来となった茅(ちがや)の草に、愛犬ゴロチと、大切な宝物の写真も、もちろん欠かせません。

自分をこれまで救ってくれた思い出の風景をいつも目に入る場所に飾っていたい

ちがやさんが選んだ写真をあらためて眺めてみると、どれも日常のさりげないシーンを切り取ったものだということがわかります。「壁に飾るならインテリアになるようなおしゃれな写真がよかったのかもしれませんが、自分が大切にしているのはこういう風景なんですよね」。その思いは、ちがやさんのお店づくりにも通じています。

「こうしたほうがかっこいいとか、センスよく見えるっていうのは、好きとはまた別のところにあって。東京に出てきてからは特にいろいろな声が聞こえてくるようになって、自分の好きを貫くのが難しいなと思うこともたびたびあるのですが、そんなときはオランダで訪れたカフェを思い出すようにしています。おもちゃ箱みたいにポップでカラフルで、自分の好きなものを突き詰めてる感じが本当にかっこいいお店で。この写真を見ると、chigayaを開いた当時の気持ちがよみがえるんです」

できあがったWALL DECORのパネルは森下店の1階に1枚、残りの12枚はすべて2階のひとつの壁に並べて貼ることにしました。「実物を見てみると、キャンバスタイプがかわいくて気に入りました。油絵みたいでおもしろいですよね。縁の部分もかわいいから、机に置くだけで様になりますし、壁に貼る場合も両面テープだけでしっかり固定できるから安心です」。

パネルの仕様は大小さまざまですが、小さいものはプレゼントにいいかも、とちがやさん。「特に男性の場合、写真とか絵とか、壁になにかを飾っている人って少ないし、かといってフォトフレームを探すのも面倒ですよね。そういう方にプレゼントすれば、それをきっかけに写真を飾るっていいな、と思ってもらえるかもしれません」。写真はスマホの中で見るのが主流になった今。小さな画面の中から飛び出したとっておきの1枚は、あなたの心をどのように照らしてくれるでしょうか。

今回使ったのは? FUJICOLOR WALL DECOR

「WALL DECOR」はお気に入りの写真をWEBから入稿し、パネル加工(額装)ができるサービス。絵画のような仕上がりのキャンバスや、メタル加工のミュージアムなど全5種のパネル、サイズ、印画紙が選べ、国内ラボで1点ずつ手作業された写真が自宅に届きます。

こちらのバナーからの申し込みで、20%オフの特別クーポン付き。あなたの家にもぜひとっておきの1枚を!

chigaya morishita

物語性豊かな世界観が魅力のベーカリーカフェ「chigaya」。辻堂、蔵前に続く4店舗目は、水色屋根の元印刷工場を改装し、誕生しました。クリームがたっぷり詰まったドーナツなど人気商品はそのままに、クロックムッシュや季節のスープなど、他店舗にはない食事メニューも充実。3階のギャラリースペースでは、アートの展示会やポップアップなども開催し、街とつながるきっかけにもなっています。

TEL:03-6659-3722

ADDRESS:江東区森下3-5-11

Instagram:@chigaya_morishita

PHOTO/Kasumi Osada TEXT/Naoko Ogawa

とっておきがお部屋にあれば。

自分だけの思い出や記憶を1枚の写真に込めて

ハッとするような美しい風景でなくていい。自分だけの記憶を思い起こす写真を1枚、 部屋に飾ってみませんか。例えば、なにかを決意した日の空の写真や、自分を救ってくれた1杯のコーヒー。家族や友人の笑顔も素敵だし、いつか行きたい旅先や、大好きな推しの写真でも。それらはきっと、目に入るたびにあなたの心を強くしてくれます。 アートとしてというより、もっと身近に。忘れたくない記憶を呼び起こす小さな装置として、あなたの部屋にも1枚、とっておきを。

人気カフェ chigaya店主 仲山ちがやさんのお店に伺いました

元ファッションスタイリストとしてNYで活躍していた仲山ちがやさんが、辻堂にベーカリーカフェ「chigaya」をオープンしたのは2014年のこと。看板商品のドーナツのおいしさとスタイリストの経験を活かしたおしゃれな店構えが評判を呼び、またたく間に人気店の仲間入りを果たしました。その後、2号店を台東区の蔵前に、3号店を江東区の森下にオープン。その10年にわたる道のりに寄り添い、励ましてくれたのは、お店作りの原点となった海外での経験や辻堂での思い出と、ちがやさんは言います。

仕事終わりに立ち寄った深夜のドーナツショップ。お店のシャッターの隙間から射し込む朝の光。これまでスマホの中にそっとしまっておいた大切な風景をWALL DECORでパネルにして、当時の記憶とともに振り返ります。

忘れられないあの風景を、日々目に入る場所に飾ってみる

今回、ちがやさんがWALL DECORのために選んだ写真には、ひとつの一貫したテーマがあります。「すべての写真に共通しているのは、“絶望と最高、どちらも味わった場所”だということ。 絶望の中に最高があり、最高の中に絶望があって、“大丈夫、わたしはどこまででもいける”、と希望が持てた大切な風景ばかりです。 なかでも辻堂店を軸に写真を選んだのは、ここがchigayaの原点だから。海外で撮った写真も、お店作りのヒントとなった風景の写真を中心に選んでいます」。

日頃から日記代わりに写真を撮ることが多いというちがやさんにとって、写真は記憶のスイッチを押してくれるもの。「例えば10年前のことでも、そのときの会話や気持ちをすぐに思い出せるのが写真の魅力。自分だけの記録用に、Tumblrに思い出の写真をアップすることもありますが、それを毎日目に入る場所に飾れるのは素敵ですよね」

自分だけの記憶がよみがえる、大切な風景たち

13枚ある写真は、大きくNY編/辻堂編/宝物編の3つに分けられます。スタイリスト時代に暮らしていたNYで、仕事帰りに通っていたドーナツショップ。いつかこんなお店を自分でもやりたいと妄想をふくらませた、大好きなベーカリーカフェ。一方、辻堂の写真で目を引くのは、chigaya辻堂店の朝と夜の風景です。

「朝の写真は、お店の開店前の時間に、少しだけ上げていたシャッターの隙間から入った光を撮影したもの。当時、夜中の3時からひとりでパンを焼いていて、常に孤独と闘っていたので、朝が来てお客さんがシャッターの向こうで開店を待ってくれているのが本当に心強くて。夜の写真は、閉店後です。この日はいつも来てくれているお客さんと初めてちゃんとお話ができた日で。今日はすごくいい日だったなと昼間のことを思い出しながら、その方が持ってきてくれたお菓子を撮影しました。この2枚を見ると、日々お客さんに助けられていることをあらためて感じます」。ちがやさんの名前の由来となった茅(ちがや)の草に、愛犬ゴロチと、大切な宝物の写真も、もちろん欠かせません。

自分をこれまで救ってくれた思い出の風景をいつも目に入る場所に飾っていたい

ちがやさんが選んだ写真をあらためて眺めてみると、どれも日常のさりげないシーンを切り取ったものだということがわかります。「壁に飾るならインテリアになるようなおしゃれな写真がよかったのかもしれませんが、自分が大切にしているのはこういう風景なんですよね」。その思いは、ちがやさんのお店づくりにも通じています。

「こうしたほうがかっこいいとか、センスよく見えるっていうのは、好きとはまた別のところにあって。東京に出てきてからは特にいろいろな声が聞こえてくるようになって、自分の好きを貫くのが難しいなと思うこともたびたびあるのですが、そんなときはオランダで訪れたカフェを思い出すようにしています。おもちゃ箱みたいにポップでカラフルで、自分の好きなものを突き詰めてる感じが本当にかっこいいお店で。この写真を見ると、chigayaを開いた当時の気持ちがよみがえるんです」

できあがったWALL DECORのパネルは森下店の1階に1枚、残りの12枚はすべて2階のひとつの壁に並べて貼ることにしました。「実物を見てみると、キャンバスタイプがかわいくて気に入りました。油絵みたいでおもしろいですよね。縁の部分もかわいいから、机に置くだけで様になりますし、壁に貼る場合も両面テープだけでしっかり固定できるから安心です」。

パネルの仕様は大小さまざまですが、小さいものはプレゼントにいいかも、とちがやさん。「特に男性の場合、写真とか絵とか、壁になにかを飾っている人って少ないし、かといってフォトフレームを探すのも面倒ですよね。そういう方にプレゼントすれば、それをきっかけに写真を飾るっていいな、と思ってもらえるかもしれません」。写真はスマホの中で見るのが主流になった今。小さな画面の中から飛び出したとっておきの1枚は、あなたの心をどのように照らしてくれるでしょうか。

今回使ったのは? FUJICOLOR WALL DECOR

「WALL DECOR」はお気に入りの写真をWEBから入稿し、パネル加工(額装)ができるサービス。絵画のような仕上がりのキャンバスや、メタル加工のミュージアムなど全5種のパネル、サイズ、印画紙が選べ、国内ラボで1点ずつ手作業された写真が自宅に届きます。

こちらのバナーからの申し込みで、20%オフの特別クーポン付き。あなたの家にもぜひとっておきの1枚を!

chigaya morishita

物語性豊かな世界観が魅力のベーカリーカフェ「chigaya」。辻堂、蔵前に続く4店舗目は、水色屋根の元印刷工場を改装し、誕生しました。クリームがたっぷり詰まったドーナツなど人気商品はそのままに、クロックムッシュや季節のスープなど、他店舗にはない食事メニューも充実。3階のギャラリースペースでは、アートの展示会やポップアップなども開催し、街とつながるきっかけにもなっています。

TEL:03-6659-3722

ADDRESS:江東区森下3-5-11

Instagram:@chigaya_morishita

PHOTO/Kasumi Osada TEXT/Naoko Ogawa