みんなの写真整理- vol.14

アルバムも子どもの作品も、将来ペラペラめくって懐かしみたい。

2022/08/31

2022/08/31 TwitterFacebook

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3年前、お子さんの幼稚園入園からのアルバムづくりを取材させていただいたSAYAさん。久しぶりにお話を伺うと、写真整理が毎月の習慣になっていたり、思い出を整理する優先順位がしっかりとご自身の中にできていたりと変化があったよう。今回は、アルバムづくり歴が5年目になった、今のSAYAさんの写真整理をお届けします。

●プロフィール

SAYAさん

SAYAさん

  • 家族構成:夫、長男(小4)、次男(4歳)
  • アルバムづくり歴:5年
  • アルバムの収納場所:リビング収納の一角

アルバムは、子どもが巣立った後の私のため。

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――2人のお子さんも大きくなり、写真を撮ることがどんどん増えていると思います。写真のデータも増えていると思いますが、SAYAさんはどうされていますか?

SAYAさん
「私が写真整理でいちばん大事にしているのは『厳選したものをプリントして、アルバムに残すこと』です。写真を誰のために、何のために残しておきたいのかを考えると、私の場合は子どもが巣立った後にアルバムをゆっくり眺めて、バタバタと子育てに追われていた日々を懐かしむためなんです。ソファーに座って、アルバムをペラペラめくるイメージですね(笑)」

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SAYAさん
「そんなふうに、私の写真整理の優先順位は、データをきちんと管理して残すことよりも写真をプリントしてアルバムに残すことなので、データは将来必要になった時に残っていればラッキーぐらいの感じで考えています。今はHDDには保存せず、手間をかけずに保存できるGoogleフォトにだけ残しています」

子どもの作品もアルバムみたいに「ペラペラめくれる残し方」

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――幼稚園や学校でつくったお子さんの作品は、どんなふうに残していますか?

SAYAさん
「長男が幼稚園に入園した頃は、持ち帰ってくる作品がどれもかわいくて、どれを残してどれを処分していいのかわからない時もありました。でも、ふと『私はこれを残してどうしたいんだろう? 何のため、誰のために残しておきたいのかな?』と考えてみると、私が大人になっても大事にしている思い出品は、自分自身で選んで残したものだなと気がついたんです。だから、子どもたちはきっと自分自身で自分の残したい作品を選ぶはず。それなら、私は私が残したいものを選んで、私のために子どもの作品を残そうと思いました」

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SAYAさん
「子どもの作品も、アルバムみたいに懐かしみたい時にペラペラめくれる残し方がいいなと思って、選んだのはスクラップ帳です。作品だけではなく、出席シール帳や名札、運動会のメダル、通知表などもペタペタ貼っています。立体的な作品の場合、たとえばうちわを作った時は絵の部分だけを残して持ち手をカットしました。私が残したいのはうちわそのものじゃなくて、うちわに描いた絵や子どもの手形という気持ちが強いので、スクラップ帳に収まるように工夫しています」

毎月の写真整理は、音声配信をしながら。

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以前は、長男の写真整理をためてしまっていたとお話されていましたが、写真整理をためないように今工夫されていることはありますか?

SAYAさん
「日々の生活に追われて写真整理をつい後回しにしてしまうクセがあるので、習慣化できる仕組みを考えました。私は音声メディアのstand.fmというものを使って個人で発信活動をしているんですが、そこで1か月に1回、写真整理をしながら配信することで、1年半続いています。

写真を選ぶ時は直感で!アルバムはかぞくのきろくを使っていて、毎月11枚に収まるように、多く選んだ時は別のアプリで分割にしたりして調整しています。幼稚園や小学校でも写真の販売があり、同じタイミングで選んでいくように。つい先月のことなのに、毎回写真で振り返ると懐かしいな~となっています」

SAYAさんの3年前のお話はこちらから

*写真ご提供すべてSAYAさん
*Google フォトは、Google LLCの商標です。

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