みんなの写真整理- vol.15

子どもと遊ぶのが苦手な私も、レンズを通すとちょっといい距離感に。

2022/10/31

2022/10/31 TwitterFacebook

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日々の暮らしのありのままを、写真にたくさん撮られているmahoさん。4歳と3歳の娘さんがいらっしゃるのですが、実は子どもと一緒に遊ぶことが少し苦手だそう。そんなmahoさんにカメラがもたらしてくれるもの、お子さんたちが写真に感じていることなどを伺いました。

●プロフィール

mahoさん

mahoさん

  • 家族構成:夫、長女(4歳)、次女(3歳)
  • アルバムづくり歴:3年
  • アルバムの収納場所:リビング

レンズを通すと、子どもとちょっといい距離感に。

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――写真をたくさん撮るようになって、mahoさんが良かったなと感じていることはありますか?

mahoさん
「自分がいいなと思う子どもたちの姿や、日常の風景を写真に撮ることが、忙しい毎日のストレス解消になっているなと感じています。私は子どもと一緒になって遊ぶのが苦手なので、休みの日にずーっと一緒にいると、距離が近すぎてしんどく感じることもあるんです。でも、カメラのレンズ越しに遊んでいる姿を見るといい距離感で。おもちゃが散らかっていてイライラしそうな時も、レンズを通すと、『散らかり具合もいい感じかな?もっと散らかしてもいいよ~』なんて思えたり(笑)。私にとってカメラは、子どもとちょっといい距離を保つためのツールにもなっています」

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――カメラを挟むことで、いい距離感になるんですね。
mahoさんの写真は、ありのままの暮らしを上手に切り取られているように感じるのですが、写真を撮る時に意識していることはありますか?

mahoさん
「カメラをはじめたばかりの頃は、きれいな写真を撮りたいなという思いが強かったんですが、最近は『自分の心が動いた瞬間』を写真に残している気がします。この場所を整えていい感じに撮ろうと思った時は、あんまりきれいに撮れないんですけど、家事をしていて『あ、今だ!』と思った瞬間にカメラを構えると、子どもの姿も風景もいい写真だなと感じるものが撮れることが多いです。だから、周りをきれいに整えて撮ることは諦めました(笑)。

整えずに撮ると、洗濯物を干していたり、出しっぱなしのおもちゃが写っていたりします。でもそれが振り返った時に懐かしさになるのかなとも思っていて。4歳の長女は、最近懐かしいという言葉を覚えて、『このおもちゃよく遊んでたね、こんなパジャマ着てたね、懐かしい~』なんて言っていました(笑)」

カメラ置き場は、キッチン。

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――自分の心が動いた瞬間を撮るためには、カメラを置いておく場所も大事ですよね?

mahoさん
「カメラの置き場所はすごく試行錯誤して、今はキッチンに置いています。私の場合はキッチンで作業していることが多いと気がついて。充電器もカメラと一緒に置いて、ここで完結できるようにしました。洗いものをしている時に、『今の顔撮りたい!』と思ったらさっと手を拭いてカメラを持つ。料理中でも、火を落としてカメラを持つ(笑)。料理中の写真を撮ることも多いのでこの場所がしっくりきています。
この間、娘たちのままごとを見ていたら、料理をつくったあとに『あ、待って!写真撮らなきゃ』と、いただきますの前にカメラで写真を撮る場面があってびっくりしました!」

アルバムは「母から見た君たちの姿」

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――撮った写真は、アルバムにされていますか?

mahoさん
「はい。子どもたちが見返せるように毎月プリントしてアルバムに残しています。選んでいる写真はカメラ目線のものは少なくて、私が見ている日常、『母から見た君たちの姿』という感じですね。お絵描きに集中しているところ、泣いている妹を姉が慰めているところとか、母はこう見ていたよ~というのがわかるようなシーンが多いです。子どもたちはアルバムを本当によく見ていて、懐かしんでくれているのがうれしいなと感じています」

*写真提供、すべてmahoさん

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