スペシャル記事- vol.2

ママにとって、使いやすいアプリって?
スマホで写真整理ができる「かぞくのきろく」

2019/02/22

2019/02/22 TwitterFacebook

イメージ

「ものづくりに対するEmiさんの思いの強さに感銘を受けました」(野田)

こちらのスペシャルコーナーでは、写真整理にまつわる様々な内容を順次公開。今回は、FUJIFILMイメージング事業部・野田晋平さんとOURHOME主宰・Emiさんに、アプリ「かぞくのきろく」が完成するまでの道のりを振り返ってもらいました。

イメージ

Emi「写真整理の方法を広めていきたいと思っていた頃、漠然と『たくさんの方に気軽に見ていただけるツールをつくれたら』『写真だけでなく育児日記も印刷できる方法はないかな』と考えていたんです。でも、自分たちだけでそんなシステムをつくるのは難しい。そこへ、ありがたいことにwebマガジン『かぞくのきろく』のお話をいただき、ほぼ同時にアプリの制作も決まって。アプリの担当者として来てくださったのが、野田さんだったんですよね」

野田「はい。僕はもともと、スマホ普及に応じた大量の画像を整理するサービスをつくることを考えていたんです。でも企画の検討を進める中で、大量の画像を余すことなく管理するだけではなくて、本当に必要な画像だけに限定して管理するサービスがあってもいいんじゃないか、と思うように。そういうコンセプトのアプリを企画したところ、『ぴったりの写真整理を提唱している人がいるよ!』ということで、Emiさんとご一緒させていただくことになりました」

Emi「タイミングよくお会いできて、うれしかったです」

イメージ

野田「Emiさんと打ち合わせを重ねる中で、一番伝わってきたのは、ものづくりへの思いの強さ。細かい文言やデザインの1つ1つにまでこだわられていて、驚くと同時に感銘を受けました。貴重なアイディアをたくさんいただいたので、ベストな状態で実現させるためにも、逆にすべてをそのまま通すのではなく、こちらからも意見を出させていただきながら、方向性を固めていった感じでしたね」

Emi「私はキャッチボールをしながらものづくりをするのが好きなので、野田さんとのやりとりの後は、毎回充実感でいっぱいに。おかげで、いい形でアプリ制作を進めることができました」

「ママさんたちにとって分かりやすく、役立てられるものを目指しました」(Emi)

こうして完成したアプリ「かぞくのきろく」は、リリース直後から多くの方にダウンロードされています。制作する上で特に重視した点はどんなところでしょうか?

イメージ

野田「最優先したのは、ママさんたちにとって使いやすいものにするということ。それに関して、Emiさんからもいろいろご指摘をいただいて。僕を含め、アプリの開発チームは男性ばかりだったので、とても参考になりました」

Emi「私は、今回のようなお仕事では、ママさんたちと企業さんの間に立って橋渡しをするのが自分の役割なんじゃないか、と考えているんです。企業さんが持っていらっしゃる素晴らしい技術や機能を、ママさんたちに『自分には関係ないもの』と思われてしまったらもったいない。だから、それを分かりやすく、暮らしに役立てられるように、伝えていけたら、って」

野田「例えば、用語1つとっても、僕らが普段使っている“画像”“解析”“技術”といったものだと身近に感じにくいかも、というようなことをおっしゃっていましたよね」

Emi「そう、自分の子どもの写真を“画像”とは呼ばない気がする、というような感覚的な部分での感想を言わせていただくことが多かったです。その結果、柔らかい言い方に変更することになったり」

野田「アプリの操作性に関しても、なんでもできることを目指すのではなく、あえて必要な機能だけに絞り込むことで、最小限のステップで操作を完了できるように意識しました。何度も丁寧に話し合いをすることで、シンプルで使いやすいものができた、と手応えを感じています」

イメージ

Emi「『かぞくのきろく』は、野田さんにとって初めて企画から完成まで携わられたアプリでもあるんですよね。そんな場面に関わらせていただけたことも光栄でした」

野田「そうなんです。自分の手書きのラフからスタートしたものだったので、リリースしたときは感動しました。僕自身はまだ独身なんですが、せっかくいいものができたので、とりあえず自分の日常を記録してみようかな、と思っています。ラーメンの食べ歩きアルバムをつくるとか(笑)」

Emi「すごく素敵だと思います! そういう何気ない風景こそが、数年後、形にして見返したときにおもしろいんですよね」

イメージ

野田「このアプリを使うと、毎月11枚の写真を選んで、『きろくカード』を入力して、注文するだけで、自宅に1セットが到着。それをアルバムに入れていけばOKなので、本当に簡単に写真整理をしていただけると思います。最後に決めていただくのはママさんなんですが、おすすめの写真を自動で選ぶ機能もついているので、便利に活用していただけたら。これまで困っていた方のサポートができるアプリになっているんじゃないでしょうか」

Emi「アプリ上でいつでもアルバム用に選んだ写真を確認できるので、外出先で家族や友達に見せたり何月まで整理したかを把握したりすることができるのもポイントですよね。また、これまでたくさんのママさんたちから『育児日記がスマホに入れっぱなしになってしまう』という声をお聞きしていたんですが、それも入力するだけでカードにすることができるように。頑張りすぎると挫折してしまいそうだけれど、まったくしないのも自分らしくない――。そんな風に思っていらっしゃる方々が、“ちょうどいい”写真整理を始められるように、背中を押せたらうれしいです!」

イメージ

●プロフィール

野田晋平
富士フイルム株式会社 イメージング事業部 モバイルソリューショングループ所属。2010年、入社。現・イメージング事業部にてデジタルカメラ、周辺アクセサリーの需給業務、大手写真用品店チェーンの営業などを経験。2013年、業務用の写真プリンターなどの商品企画を担当。2017年より現職。

Emi
整理収納アドバイザー。OURHOME主宰。大手通販会社で、8年間の企画職を経た後、2012年、独立。現在は、収納プランニング、各種セミナー開催、商品企画プロデュース、執筆活動など多彩に活動。著書に『シンプルだから忙しくてもずっと続く! 子どもの写真整理術』(ワニブックス)他。プライベートでは9歳になる双子の母として日々奮闘中。

Twitter
Facebook
LINE