スペシャル記事- vol.8
思い出をもっと鮮やかに。「育児日記」の続け方。
Emiさんが考えた「とっておきアルバム」に欠かせないのが、毎月11枚の写真とともに綴じる、写真と同じ大きさのLサイズのカードに、育児日記などを書いた「きろくカード」。
今回は、育児日記を残しておいてよかったこと、育児日記をラクに続けられるコツなどをご紹介します。
今は当たり前のことが、数年後かけがえのない思い出に。
子どもの成長記録を残すために育児日記を書こう!と思っていても、忙しい日々のなかで、毎日綴っていくのは難しいもの。でも、写真と同じLサイズのカードに1か月の思い出を書く方法なら、ちょうどいいボリュームで続けやすく、子どもと一緒に見返すのにもぴったりです。
育児日記を残すようになると、「子どもの何気ないひとことや仕草を、これまで以上に気にとめるようになった」「今では当たり前にできていることも、少し前にはできていなかったんだ!と成長にびっくりする」など、何気ない日常の中にある幸せをより感じられるように。
写真と一緒に、文字でその時の出来事がきろくされていれば、子どもと一緒に見返すたびに、「この夏の旅行では、海が怖くて1時間も入らなかったんだよね〜!」「赤ちゃんのころは、まいにちこのぬいぐるみと寝てたんだ〜^^」と、思い出がもっと鮮明になりますね。
無理せずに、育児日記が続けられるコツ。
育児日記を続けるコツのひとつは「書きたい!」と思ったときに、すぐに書けるようにしておくこと。
●カードを冷蔵庫に貼っておく
●いつも持ち歩く手帳に入れる
●かぞくのきろくアプリでその場で入力する
など、さっと書きこめるようにしておくと、育児日記を続けるハードルがうんと低くなります。
また、「スペースがたくさんあるから、頑張ってたくさん書かなきゃ…」と思うと、続けるのが辛くなってしまうので、「余裕がないときは、ほんの数行でもOK!」と、完璧を目指さないことも続けやすくするためのポイント。
余白がたくさんある育児日記も、走り書きの文字も「あの時は気持ちに余裕がなかったんだな〜」と、振り返ればいい思い出になります。
育児日記、みんな何を書いているの?
子どもの成長記録を残すといっても、初めはどんなことを書けばいいのかなかなかイメージが湧かないもの。最後に、みんなが育児日記に書いていることをご紹介します。
【子どもの数字をきろく】
年齢や月齢、身長・体重、くつのサイズなど、子どもに関係する数字をきろく。今は当たり前にわかる年齢も、数年後に見返すと「あれ、2019年は何歳だったっけ…?」ということもよくあるので、年齢や月齢を入れておくのがおすすめです。身長や体重、くつのサイズを残しておけば「こんなに大きくなってる〜!」と振り返った時に子ども自身で成長が感じられるかもしれませんね。
【子どもの何気ないひとこと】
言い間違えや、その年齢ならではのかわいいひと言などを残しておくと、クスッと笑える楽しいアルバムに。「今月のおもしろワード」と言うテーマをつけて、書きためているという方もいらっしゃいました。
【11枚の写真にコメント】
その時ははっきりと覚えていることでも、数年後には「これどこの写真だっけ?」となることも多いので、11枚の写真の説明や見出しをつけるという方法も。
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写真とともに日々の思い出をカードにきろくして、振り返るのがいっそう楽しい「とっておきアルバム」をつくってくださいね。