みんなの写真整理- vol.6

14歳差の『年の差育児』。アルバムを見て、
みんな同じ愛情をもらっていたんだと感じてくれたよう。

2019/06/14

2019/06/14 TwitterFacebook

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●プロフィール

笹井さん

笹井さん

  • 家族構成:夫、長女(20歳)、長男(18歳)、次男(6歳)
  • アルバムづくり歴:20年(とっておきアルバム歴は6年)
  • アルバムの収納場所:リビング
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押入れにしまい込まれたアルバムをリビングへ。
昔の思い出を楽しみながら、つくりかえました。

ハードアルバムを「とっておきアルバム」に移行されたという笹井さん。
どんなきっかけで、つくりかえようと決心されたのでしょうか?

笹井さん
「長女が生まれたころ、アルバムといえば台紙の分厚いアルバムでした。最初は愛情をこめて楽しくつくっていましたが、長男も生まれ、台紙をかわいくデコレーションすることに、次第に大変さと面倒くさいという気持ちが募るように…。
そして、大きくてかさばるアルバムの置き場に困り、押入れにしまいこんでしまいました。

ブログでEmiさんのアルバムのつくり方を知ったのは、ちょうどその頃。そして、同じタイミングで長女と14歳差での第3子を妊娠!
これはチャンスだ!と思い、思い切って昔のアルバムをEmiさんのルールでつくりかえることにしました。

上の子どもたちとの昔の思い出を振りかえりながらのつくりかえ作業は、懐かしくとても楽しい時間に。デコレーションをし続けなければいけない!というプレッシャーからも解放され(笑)、ちょっとだけ手間をかける育児日記がちょうどいいなと感じています。
すっきりと軽く薄くなったアルバムは、いつでも手にとれるリビングに置いています」

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18歳を超えた今でも、
自分の写真があるとうれしそうな子どもたち。

年の離れた3人のお子さんたちのアルバムづくり。
現在のとっておきアルバムには、どんな写真を選んでいるのでしょうか?

笹井さん
「今つくっているアルバムは、どうしても小学生の末っ子がメインになります。でも、母親として月に1枚の育児日記に下の子のことだけを書くのも…と思い、上の子たちのこともひとこと添えるようにしています。写真も、上の子たちの写真は中学生の頃からほぼありません。正面写真は絶対取らせてくれないんです!
だからこそ、料理好きの20歳の長女がつくったごはんやお菓子の写真、リビングで無防備に寝ている18歳の長男の姿をこっそり撮ったものを、あえてアルバムに入れています。これが見つかるとさらにガードがかたくなって、写真を撮らせてくれなくなるのが悩みなんですが(笑)。でも、1枚2枚自分の姿が入っているのをみると、やっぱりうれしそうなんですよ。私が今いちばん大切な写真は、長女の成人式の日に久しぶりに撮ることができた、子ども3人が一緒に写っている写真です」

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自分たちも末っ子と同じように
育ってもらったんだと感じてくれたよう。

『アルバムをつくってきて良かった!』と感じることが何度もあったという笹井さん。
特に3人目のお子さんが生まれたころに、家族の絆をいっそう深めてくれたそう。

笹井さん
「末っ子が1歳のころは、上の子たちは自分たちの1歳のころのアルバムをうれしそうに見返していたように思います。ミルクを飲ませてもらっていたり、抱っこしてもらったり、アルバムの中の自分たちと同じことを、親が弟にしている姿をみて、親から同じ愛情を注いでもらっていたんだと感じてくれたようでした。

アルバムをつくりかえたおかげで、『首がすわった』『はじめて歩いた』『1歳のお誕生日』など、上の子たちの時代の写真とすぐに見比べられたので、家族の会話も弾みましたね。末っ子がいま着ているお下がりの服を、上の子が着ている写真を見つけたときには、家族みんなが、なんともいえない幸せな気分に包まれました。

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末っ子も、自分の生まれた年のアルバムを見るのが大好き。だいたいそこに、上の子たちが便乗してのぞきこんでいます。そんな子どもたちの姿をみると、夫は目を細めて、涙目に(笑)。そしていつも『感謝してる』と私に伝えてくれるんですよ。写真をいつでも見られるようにして、アルバムづくりを続けてきて、本当に良かったなと思います。

『私も親になったらこんなことするのかな?』『写真はやっぱり残しておくべきやな!』なんていう上の子たちのつぶやきも、母はしっかり聞いています。(笑)

これから写真を撮る機会は減っていくかもしれませんが、末っ子が小学生を卒業するまではアルバムづくりを続けていきたいと思っています」

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