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過去の思い出を振り返る3つの方法

ふとしたことがきっかけで昔を思い出し、「あの頃はよかったなあ」とか「あの日に帰りたいなあ」なんてセンチメンタルな気分になることはありませんか?「過去を振り返らず、前を向いて」とはよくいわれますが、ときには過去を懐かしく思い出すのもいいですよね。そんなときにおすすめの3つの方法を紹介します。

1.思い出の曲を聴く

昔のヒットソングをふと聴いて、なんだか懐かしくて涙が出た――。そんな経験はありませんか?

青春時代に流行っていた曲や好きだった曲を聴くと、甘酸っぱい思い出があふれてきて、胸がキュンキュンしますよね。「この片思いの歌詞に感情移入していたなあ」とか「彼がカラオケで初めて歌った曲だ!」とか。ラジオから不意打ちで流れてきたりすると、もうたまりません。音楽って、なんだかタイムマシンみたいです。

感受性豊かな青春時代に聴いていた曲は、やっぱり特別です。友情に、恋に、がむしゃらで一生懸命だったけど、不器用で傷つくことも多かった当時の自分がなんだか愛おしい。なかには夫婦がつきあい始めた頃によく聴いていた曲を聴くと、「ちょっとだけ相手にやさしい気持ちが持てる」という人もいます。

2.思い出の場所へ行く

昔住んでいた町や家族でよく訪れた旅行先などは、思い出の宝庫。久しぶりに訪ねてみると、ほんわり温かい気持ちになれます。

「この駄菓子屋、まだやってるんだ~」「家に飾ってある家族写真、ここが背景だ」など、いろいろな発見があって、歩いているだけでワクワクします。大人になってから小学校へ行くと遊具や机が思いのほか小さくてビックリすることもありますね。

一方、別れた彼とのデート場所などは、一人でこっそり訪れる人もいるかもしれません。「この道を2人で歩いたなあ」なんて思い出すと、思わず涙が出てしまうかも。でも、泣くことは心のデトックス。ときには過去にとことん浸るのもいい気がします。

3.昔のアルバムやビデオを見返す

押入れの片付けをしていたら、昔のアルバムを発見。「わー、懐かしい!」とつい見始めたら1時間以上も経っていて、結局片付けはやらずじまい……。整理・片付けあるあるの1つです。

写真は視覚にダイレクトに訴えかけて、記憶を刺激します。春の日差しの暖かさや花の匂い、ときには新婚当初の初々しい気持ちまで、リアルに思い出せることもあります。

ビデオなら、五感への刺激はもっと強烈です。自分が子どもの頃のビデオを見返すと、撮影している親の眼差しを感じてホロリ。反抗期のお子さんに苦労しているママは、お子さんが赤ちゃんの頃のビデオを見返すと、「生まれてきてくれてありがとう」という当時のシンプルな気持ちをきっと思い出せると思いますよ。

実家の押し入れを探してみると、両親の結婚式やハネムーンなどのお宝映像が見つかるかもしれません。VHSや8mmといった昔のビデオテープが見つかったら、「DVDにダビングサービス」を利用して、DVDに変換するのがおすすめ。古いビデオテープはカビや老朽化で見られなくなってしまうこともありますし、DVD化することで収納スペースも削減できます。

思い出は記録をすることで永遠の形になり、見返すことでより深く心に刻まれて大切な宝物になります。「アルバムは作りっぱなし、ビデオは撮りっぱなし」という人もいるかもしれませんが、久しぶりにアルバムやビデオを見ると、なんだかものすごく感動しますよ。

ちょっと心が疲れたとき、いろいろな方法で「あの頃」に戻ってみると、「あの頃があるから、今がある」ということをあらためて感じられるかもしれませんね。


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