重ねてきた「時」こそ、飾ろう
スマホで、撮影してすぐにセブンでプリント。ずいぶん便利な世の中になったなぁと思います。かつては一枚の写真を出すこと自体、時間とお金がかかり「特別」だったことが、今や「日常」になりつつありますが、写真の価値自体は何ら変わるものではありません。
もし自分の身の周りのものをいくつかだけ持って旅に出るとしたら、きっと写真は持っていくはず。
家族の写真でも、友人との写真でも、自分の幼い頃の写真でも、好きな写真を数枚持てば、何もない土地でもやっていけそうな気さえしてくるのです。
写真には、そんなパワーがありませんか?
特に古い写真には不思議な力を感じます。
時を重ねていく毎にその写真はかけがえのない大切な1枚に変身を遂げている、といっても過言ではありません。
大人になってから自分の子どもの頃の写真を見ると、大きな親の愛情に包まれているような温かな気持ちになるし、おじいちゃんやおばあちゃんの若かりし頃の写真を見れば、その笑顔や仕草に自分と同じ血が流れていることを感じたり、また、結婚式や出産時の写真を見て、過去の自分がよみがえって、その時感じた気持ちを再び思い出すことができたりもします。
今当たり前と思っていることが、いろんな積み重ねによって生まれてきたことに喜ぶ自分がいることでしょう。
過去の写真を見ることで、自分の生き方・暮らし方にプラスになることは多いはず。
時は過ぎていくのではなく重ねていくのです。
「懐かしい気持ち」は、心理学的にも、私たちが前に向き合う為に助けてくれる有益な側面があることも立証されているようです。懐かしい気持ちとは、友人・家族・恋人といったまわりの大事な存在が大きな役割を果たしていて、その思い出から、「幸せな気持ちになれる」そうです。
確かに、何かを懐かしんでいる時に感じるあの温かな感情は「幸せ」という名前なのかもしれませんね!
自分にとっての大切な1枚を飾るには「WALL DECOR」がおすすめです。
朝起きて、まず最初に目に飛び込んでくる「写真」に、元気をもらえますよ。
古い写真もスマホで撮影すれば十分綺麗なデータになりますよ。
結婚式の時に、たくさん昔の写真をデータにしたよ!という方には「フォトカレンダー」もよいですね。
いつもそばにあり、毎月めくる楽しみもあります。
その1枚がどんな風に自分の生活の中で存在していてほしいかは人それぞれ。
それを考えるのもまた楽しいはずですよ。重ねた時を飾って、また未来に幸せが繋がりますように!
Writing by 岡田季子 Photo by 藤堂正寛