スペシャル記事- vol.10

4年間止まったままの写真整理どうすればいい?
Emiさんに相談してみました!

2020/01/15

2020/01/15 TwitterFacebook

イメージ

Emiさんの写真整理方法に憧れはあるけれど、今までつくってきたアルバムはどうしよう…。4年間止めてしまっているアルバムづくり、重い腰がなかなか上がらない…という悩みを持っていた、小1と年中のお子さんがいらっしゃる竹中さん。写真整理につまずいてしまった彼女が、整理収納アドバイザーのEmiさんに相談してみました。

イメージ

なんのために、アルバムをつくるの?

Emi「ひとり目のお子さんが3才まではしっかりアルバムをつくられてたんですね〜!それもこんなにたくさん!竹中さんもママになりたてのとってもいいお顔していますね^^

さてさて…いきなりですけど竹中さん、アルバムってなんのためにつくっていますか?」

竹中「えっ、アルバムをつくる意味ですか…。考えたことなかったです」

Emi「そうなんです。アルバムをつくりたい!つくらなきゃ!と思っている方はたくさんいらっしゃるんですけど、なんのためにアルバムをつくるのかまでは、考えられていないことが多いんですよね。

でも、いちばん大事なのは、その“なんのため”がわかっていること。アルバムをつくることそのものが、目的ではないはずなんです」

竹中「確かにそうですね。私も、アルバムをつくることが目的になってしまっていたかもしれません」

Emi「何のためにアルバムをつくりたいのか、一度考えてみてくださいね。たとえばお子さんに『アルバムがあったらうれしいことってどんなこと?』ってインタビューしてみるのもいいかもしれません。

ちなみに、私がアルバムをつくる理由は、夫や子どもたちと写真を見て『お正月旅行楽しかったね〜』『運動会いい顔してたよ〜!』と“今”をみんなでもっと楽しむため。だから、写真をため込まずに“今”つくることが私にとっては大事なんです。数年後につくるのでは、せっかく楽しかった旅行の思い出を何度も味わわないうちに子どもが大きくなってしまい、それはもったいないなあと思っているんです」

竹中「なるほど…。何のためにアルバムをつくるのか、私も考えてみたいと思います」

イメージ
竹中さんの少し前のリビング。アルバムの量とカラフル過ぎるのが悩み。

白か黒かじゃなくて、
ちょうどいい間をみつけよう。

Emi「竹中さんのアルバム、カラフルでかわいいですね! しかも数もたくさんある」

竹中「長女が生まれたころは、子ども=カラフル というイメージがあって、アルバムもかわいい色でそろえてしまったんです。しかも、私にとってはどれも大事な写真だから撮ったもの全部を印刷してしまって、アルバムが3年で16冊に…」

イメージ

竹中「16冊ものアルバムは、リビングに置くと場所をとりすぎるし、カラフルな見た目も今の気分じゃなくて、2階に置くようになってしまいました。そうしたら、わざわざ2階までアルバムを見に行かないから、子どもたちがアルバムを手に取ることもなくなっちゃって…。どうしたらいいのかわからず困り果てています」

Emi「アルバムを全部リビングに置くか、置かないか『白か黒』じゃなくて、ちょうどいい間を見つけてみるのはどうでしょう?
例えば3冊だけリビングに置いて、季節ごとに2階のアルバムとローテーションする。そうすれば、リビングの場所を取りすぎることもないし、子どもたちもすぐ手に取れますよね」

竹中「本当ですね! アルバムは全部そろって置くものと、勝手に決めつけてしまっていたことに、いま初めて気がつきました!」

イメージ

アルバムをつくった
当時の気持ちを大切にしてほしい

竹中「リビングに置くアルバムはローテーションすることで解決できそうです! でもカラフルな見た目が気に入らないのはどうすればいいですか? Emiさんの提案されている『とっておきアルバム』を始めたいなと思っているし、今までのアルバムも1からつくり直すべきでしょうか?」

Emi「竹中さんのように、見た目をそろえたいから昔のアルバムもつくりかえたいとおっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。でも、どちらかと言うと私はアルバムをつくった当時の気持ちを大事にしてほしいなと思うんです」

イメージ

Emi「子どもにはカラフルなものを選んであげたいと思った、ママになったばかりの竹中さんのその気持ちは、当時のアルバムだからこそ思い出せるものだと思うんですよね。
さっき、リビングにアルバムを置くか置かないかじゃなくて、ちょうどいい間を見つけては?という提案をしたんですが、アルバムもまっさらにつくり変えるのではなく、背表紙だけをリネンのテープなどでリメイクするのはどうですか?」

竹中「背表紙をリメイク! そんな方法もあるんですね。それなら今のアルバムも残しておけるし、見た目も好きなものにできそうだし、すごくいいですね!

Emiさんとお話しして、自分の勝手な思い込みで、身動きが取れなくなっていることに気がつきました。
何のためにアルバムをつくるのかも、改めて考えてみようと思います」

その後、竹中さんは『子どもたちが大きくなった時に、こんな時があったんだなぁと振り返られるようにたくさん思い出を残してあげたい』という、アルバムをつくる目的を見つけました。そして、今はお子さんと一緒にアルバムの背表紙をリメイクする計画をしているそうです^^ それも楽しい思い出になりそうですね。

次回は、スマホとデジカメで撮った写真の管理についてEmiさんに聞いてみたいと思います。
(続きはこちらから)

Twitter
Facebook
LINE