スペシャル記事- vol.3
アプリのバージョンアップに向けて奔走中。
Emiさんとともに「もっと使いやすく」を目指しています。
“ママがもっと写真整理をしやすくなるように”と作られた写真整理アプリ「かぞくのきろく」。その開発を担当しているのが、FUJIFILMの野田さんです。一緒にアプリを作っているOURHOME主宰のEmiさんは、「野田さんは情熱がすごい!」と、いつもいい刺激をもらっているのだとか。今回は、そんな野田さんに、アプリを制作してうれしかったこと、悩ましいこと、これから実現していきたいことなど、本音を聞きました。
レビューやインスタは欠かさずチェック。
コメントを見つけると、本当にうれしい!
―写真整理アプリ「かぞくのきろく」がリリースされて約5カ月。実際にアプリを使われているお客さまの声を聞く機会はありますか?
野田「生の声を聞く機会はなかなかないので、“かぞくのきろく”で検索したりして、使ってくださっている方の声を拾っています。なので、コメントを見つけるとすごくうれしいですね!
実は、一緒にアプリを作っているOURHOMEさんのインスタも欠かさずチェックしていて、投稿に『アプリのおかげで毎月の写真整理がはかどっています!』『こんなアプリを待っていました!』なんてコメントをもらうと、もう、本当にうれしい(笑)。
もちろん、『ここが使いづらい』『こんな機能があったらいいのに』という声もしっかりと受け止めているので、良いことも、改善してほしいことも、アプリのレビューなどにどんどん書き込んでほしいです!」
ママたちにアプリを使ってもらうために。
できることは、何でもやります!
―野田さんが、アプリ「かぞくのきろく」に力を注ぐ理由はなんでしょうか?
野田「僕自身は独身ですが、1年に1冊、毎月の育児日記と家族の思い出をまとめた『とっておきアルバム』をつくることは、とてもすばらしいと思っているんです。だから、そのアルバムづくりをサポートするために考えたアプリも、もっとたくさんの方に使ってほしい。
写真整理に悩んでいるママさんたちに、どうやったらアプリの魅力を伝えられるか? どうやったらもっと使いやすくなるだろう?と試行錯誤するなかで、記事やイラストを自分で書くこともあります。
イラストは『野田さん、絵が上手ですね!』とEmiさんに褒められてちょっとうれしかったんですが(笑)、お客さまにアプリの魅力を伝えるために時間をかけて書き上げた僕の想いを綴ったコラムは、『ちょっと硬くて、お客様に伝わりづらい気がします…』と却下になってしまいました…。でも、『せっかくなら、その想いを別の形で伝えてみたらどうですか?』とお話しいただき、今回のインタビュー記事になりました!
そういった細かなこだわりこそが、ママ目線で使いやすいアプリをつくることにもつながると思っているので、Emiさんの姿勢に学びながら、日々がんばっています!」
100件以上の声を検討。
もっと便利な写真整理アプリにします!
―アプリを開発していて難しいこと、これから実現したいことはなんですか?
野田「アプリの開発は、期間や予算が限られています。その中で、どの部分を改善して、どんな機能を増やしたらお客さまに喜んでもらえるかをジャッジするのはものすごく難しいですね。
また、ひとつの機能を実現するために、検討しなければいけないことが山ほどあるんです。『アプリを作るのに、こんなに考えることがあるんですか!』とEmiさんに大変さをわかってもらえた時には、『そうなんですよ!』と思わず声が大きくなりました(笑)。
そしていよいよ、4月末ごろに大きなバージョンアップを予定しています。
お客さまから要望の多かった『写真を拡大する機能』や、『iPhoneの共有アルバムから写真が選べる機能』などを実現します!
他にも、日付プリントや機種変時のデータ引き継ぎなど、すぐにでも実現したい機能がたくさんあるのですが、4月末ごろには間に合わず…。でも、必ず実現できるよう会社にかけあって予算をしっかり確保しているので、今後を楽しみにしていてください!」
●プロフィール
野田晋平
富士フイルム株式会社 イメージング事業部 モバイルソリューショングループ所属。2010年、入社。現・イメージング事業部にてデジタルカメラ、周辺アクセサリーの需給業務、大手写真用品店チェーンの営業などを経験。2013年、業務用の写真プリンターなどの商品企画を担当。2017年より現職。
<スペシャル記事その他の記事>
★vol.1 『写真整理をしてみようかな』と思ってもらえたら―。webマガジン『かぞくのきろく』ができるまで
★vol.2 ママにとって、使いやすいアプリって?スマホで写真整理ができる「かぞくのきろく」