みんなの写真整理- vol.11

1年で2冊のアルバムは“今”のため。
単身赴任のパパと写真でつながっています。

2021/03/31

2021/03/31 TwitterFacebook

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●プロフィール

八木田さん

八木田さん

  • 家族構成:長男(6歳)、次男(3歳)、母、夫(単身赴任中)
  • アルバムづくり歴:6年
  • アルバムの収納場所:実家のリビング

ご主人が海外に単身赴任中の八木田さん。現在はご実家で6歳、3歳の子どもたちと一緒に生活しています。コロナ禍ということもあり、ご主人と子どもたちはもう1年以上も会えていないそうですが、そんななかで「写真」が大きな役割を果たしてくれているそう。

今回は、「1年で2冊のアルバムは“今”のため。単身赴任のパパと写真でつながっています」をお届けします。

電話で話すことがなくなっても、写真なら子どもの様子を伝えられる

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――八木田さんはご主人と1年以上も会えない日々が続いていらっしゃるんですね。離れて暮らすなかで、どんなふうにコミュニケーションを取られていますか?

八木田
「単身赴任が始まったころは、よくスマホでビデオ電話をしていました。子どもたちもパパの姿が見られてとても喜んでいたんですが、毎日電話をするうちに画面をのぞきこんでまで話すことがだんだんなくなってしまったんです…。やっぱり一緒に暮らしているなかで自然と会話するのと、ビデオ電話ではちょっと違うんですね。でも、日々こんなことがあったよ〜というのはパパに伝えてあげたくて。写真を撮って送ることが増えてきました。

言葉にするほどでもないような些細なことも写真でなら気軽に送れるし、子どもたちの姿を撮るだけでどんなことがあったか想像できる。だから

  • 今日も床いっぱいに広げてブロック遊び!
  • おもちゃの取り合いをして、弟が泣いてる〜
  • おやつのケーキ、2人で食べさせあいしてたよ

そんななんでもない出来事も写真におさめて、パパにシェアするようにしています」

子どもたちに、パパを忘れられたら困る!

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――お子さんの様子は、毎日たくさん写真を撮ってシェアされているんですね。逆に子どもたちにご主人のことを伝える工夫はされていますか?

八木田
「パパに会えない1か月、1年は、子どもにとってものすごく長いですよね。次男はまだ3歳ということもあり、パパと暮らしていたころのことを記録しておかないときっとすぐに忘れてしまう、それは困る〜!と思ったんです(笑) だから、パパと子どもたちが一緒に過ごしている時の写真をたくさんプリントしてアルバムをつくっています。

この間公園に出かけたとき、次男が『あ、この公園パパと来たことあるね〜!』と言っていたんです。アルバムを見て、パパがたくさん関わってくれていたことを思い出してくれて、とてもうれしくなりました。

今は一緒に遊ぶことはできないけれど、写真を通してパパにこうやって遊んでもらってたんだよ〜!と伝えられる。たくさん写真を残していてよかったなと思いました」

1年で2冊分のアルバムは“今”のため

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――日常のちょっとした風景をたくさん撮られてきたんですね。アルバムにもたくさんの写真を残されているんですか?

八木田
「本当に小さな出来事も写真に残しているので、月に50枚以上プリントすることも多いんです。「かぞくのきろく」のアルバムに、リフィルを増やしてもうパンパン(笑) 1年で2冊分のアルバムになります。

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同じような写真もたくさんあって、プリント代もかかるしもうちょっと厳選した方がいいのかな…っていう気持ちもあったんですけど、やっぱり私たち家族にとってはプライスレスで。

このアルバムは、子どもたちが大きくなったときに持たせるものというよりは、パパと一緒に過ごした日々を子どもたちが忘れないために、パパが久しぶりに帰ってきたときに子どもの成長を感じてもらえるように。そんな“今のためのアルバム”として作っているんだなと、今日お話しながら改めて感じました。

これからも、日々の様子をたくさん写真に残していきたいなと思います!」

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