Emiのコラム- vol.63
ルールを決めるのは何のため?
家事も写真整理も、前に進めるために〜!
「みつかる、私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトにOURHOMEを運営する、Emiです。
みなさんは「一度決めたルールに“がんじがらめ”になって、結局何も動いてない…」という経験はありませんか?
今回お届けするのは、写真整理にまつわるそんなお悩みについて。
アルバムをつくりたい気持ちはあるのに、もうちょっとこうした方が、こだわった方がいいかな?と考えているうちに手が止まってしまう…。
写真整理だけでなく、他のことでも同じように悩んでいる方に向けて、音声メディアVoicyで、リスナーさんからいただいたご質問にお答えしたいと思います。
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<ご質問>
私は来月2人目が生まれる前に、第1子のアルバムをつくりたいと思っています。産休に入ったので、これがラストチャンスです。
アルバムをつくれない原因は、
- 決めたルールから外れることができないこと
- 写真の色味にこだわることです。
例えば、写真整理アプリ「かぞくのきろく」を使って、1か月に11枚をプリントするルールでやろうと思っても、11枚を超えたり、11枚も選べなかったり…。そうすると、写真を注文する手が止まってしまいます…。
でもEmiさんはInstagramのストーリーズで「今月は23枚注文しました」と、軽やかにルールから外れており(笑)
「1か月1見開き」というルールを守っているのか、23枚に増えた時は2見開きにするのか?写真が暗い時は色味を修正してから注文するのか、それともそのまま注文してアルバムにすることを優先させているのか?
こだわるべきところ、こだわらなくてもいいところのEmiさんのルールがあれば聞きたいです。
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ルールは、「ある程度の枠」を決めているだけ。
私が続けている写真整理のルールは、「1か月1見開き」で、「育児日記と11枚の写真をアルバムに入れる」ことです。
でも、11枚選ぶというのは、ある程度の枠を決めているだけ。
アルバムづくりを進めるために一旦決めた仮の数字で、たくさん写真を撮った中から、何枚にしよう?と考えることから始めることを避けるためなんです。
だから、1か月に11枚選ぶと最初に決めたけれども、実際にはもっと多くの写真をプリントしたいと思えばそれに合わせて枚数を増やしてもいいし、反対に少なくても大丈夫◎
11枚という仮の数字は、子どもや自分のためにアルバムをつくる目的で決めたもの。だから、ルールから外れることがあっても、まったく問題ありません〜〜!
ちなみに12月は、友達との忘年会をたくさん開催したし、私の誕生日もあったし、娘は初めて友達とカラオケに行って、韓国旅行にも行ってとイベントごとがたくさん!
なので、アルバムに入れたい写真は11枚では全然収まらず、軽やか〜にルールを外れて(笑)、23枚選びました!
アルバムづくりに限らず、家事で決めたルールでもそう。
例えば、子どものためを思って「おかずは5品つくる」というルールを決めたとします。
それを守れないと気持ちが悪い。けれど、5品をつくるためにイライラしながら料理して、子どもから声をかけられても無視をして…。それって、何のためのルールだっけ?となりませんか?
「おかずを5品つくる」というルールは、子どものためや自分のモチベーションアップのために決めたはずなのに、それでは本末転倒になってしまいます。
5品というのは仮の数字。だから4品でも3品になっても問題ないんです!
そもそもアルバムをつくる目的ってなんだろう?
ご質問をくださった方は、お子さんのために、2人目が生まれる前に第1子の写真をまとめたいと思っているように感じます。だけど11枚という枚数や色味が気になってアルバムがつくれないんですよね。
実は、私自身も20代の頃は完璧主義な一面がありました。
でも、一度決めたルールを、こう、ちょっと、軽やかにルールから外れてみたら、うまく回り始める気持ちよさを知るんですよ!
ルールから外れたとしても、プリントすることでお子さんが喜んでくれたり、アルバムが1冊完成したあとの「できた〜〜!」っていう爽快感を感じたり。
ルールはあくまでうまく進めるために決めた数字だから、それを外れてもまったく問題ないです!
私は「かぞくのきろくアプリ」で毎月の写真整理をしていますが、育児日記カードはスマホで入力して注文することもあれば、余裕がなくて白紙で注文して後から手書きですることも。
注文が2か月溜まってしまうこともあるけれど、アルバムがつくれていることが最大の喜びであって、子どもたちが喜んでいれば大丈夫◎
アルバムをつくる目的に立ち返って、ぜひ肩の力を抜いて、写真整理を楽しんでくださいね。応援しています!
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今回のコラムの内容は「OURHOME 暮らす働く"ちょうどいい"ラジオ」で、私の声でもお届けしています。ぜひこちらも聞いてみてくださいね!
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