Emiのコラム- vol.50

【後編】サークル活動が、社会で活きる!?
仲間と意見をぶつけて作り上げること。

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2022/12/15

2022/12/15 TwitterFacebook

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「みつかる、私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトにOURHOMEを運営する、Emiです。

神戸大学に通うなっちゃんと「20歳にとっての“写真”について」の対談をお届けした前編。今の20代が写真でどんなことを大事にしているかなどを教えてもらい、へ〜っとなったり、なるほど〜っとなったり、とても刺激がありました。

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さて、後編は大学2回生のなっちゃんが所属する神戸大学GIサークルの話を中心にお届け。

今の学生さんたちのパンフレット写真の撮り方、サークルの意味、そこでの経験が社会人になって役立つこと。私の学生時代のことも振り返りながら、たっぷりお話ししました。

「週2回集まる!」と決まっているのがいい。

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Emi
――なっちゃんは、神戸大学でGIっていうサークルに入って、在学生や新入生に向けてパンフレットを作ったりイベントを企画したりしているんだよね。そもそもそのサークルに入ったきっかけはなんだったの?

なっちゃん
「きっかけは、入学前の高校3年生の春休みのオンライン相談会です。先輩がめちゃくちゃ優しくて、雰囲気が良かったんです。あとは週に2回定例会が絶対あるっていうのも大きかったですね。サークルって、自由だと行ったり行かなかったりになるけれど、週に2回と決まっていたら、みんなと仲良くなれるだろうなと思って

――なるほど。コミュニケーションのためにも、行っても行かなくてもどちらでもいい環境より、週に2回固定でミーティングがある良さがあるんだね。サークルは、新しい仲間をつくるって意味も大きいもんね!

パンフレット用の写真も、スマホで撮影!

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Emi
――サークルでつくっているパンフレットは具体的にどんなもの?

なっちゃん
「在学生向け、新入学生向け、それから受験を考えてくれている高校生向けの大きく3種類があります。それぞれ神戸大学に興味を持ったり、学生生活をより楽しんだりしてもらうためのものなんです。私の企画チームでは6人でそれぞれ担当ページを決めて、みんなでひとつの冊子を作っています」

――私は『神大生の1日』がいちばん気になるっ! 誰かの1日の過ごし方って気になるよね、永遠のテーマ(笑)。『カバンの中身特集』に『自動車教習所に申し込もう』いろんな企画があるね。なっちゃんは、この『神戸をアイスる。』という、神戸のアイス屋さん特集を担当したんだよね。誌面をつくる時に、何か気をつけたことはある?

なっちゃん
「ここでは、アイスばっかりの写真じゃなくて、お店の全体の雰囲気が伝わるように、スマホで広角レンズを使って撮るなど気をつけました。撮影は全部スマホなんです」

――そうなんだ! パンフレット!となると私たち世代は、つい、ちゃんとしたカメラで撮らなきゃ!ってなるけど、みんな、スマホで手軽に撮るのが普通なんだね。今はそんな風につくるんやね〜。

「答えのないものに答えを出していく」大切さ。

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Emi
――他の人のページに対して、みんなで意見を言い合ったりはするの?

なっちゃん
「はい! 意見を言い合いますよ。それが部会のメインで、デザインや文章を何回も何回も見て、意見を言い合って、より良いものにしていくんです」

――へぇ〜! 私ね、大学の時1学年100人ぐらいの大きなダンスサークルに所属していたんだけど、チームやジャンルにそれぞれ分かれて活動して、お互いにダンスの意見を言い合ったりしてた。それって、パンフレットとダンス、という最後のアウトプットのかたちは違うけど、やっていることはなっちゃんと変わらないね!

自分たちが誰に、何をいちばん伝えたいかとか、お互いに見せ合って。ここはもうちょっと練った方がいいんじゃないかって意見交換しながら、みんなで大きなところに向かって進んでいく感じ!

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なっちゃん
「同じですね! 自分の考えていることを、みんなに向けて8割ぐらいで出すと、残りの2割3割がいいアイデアになって返ってくることが多くてみんなで意見し合うからこそ、すごくいいものができる感じがします」

――うんうん。大人になって思うのは、サークルでの経験が社会人になってめちゃくちゃ役立っているなってこと。ダンスもパンフレットづくりも、答えもなければ勝ち負けもないじゃない?

誰も、良いか悪いかなんてわからないけど、主観的、感覚的なところを学生生活の中で時間があるだけとことん話し合って、答えのないものに答えを出していく。

それって、1人でやるのとは違って、組織の中でつくる難しさも喜びもあると思うんだけど。新卒で働いた商品企画の仕事も、今の私の組織、OURHOMEでの仕事も同じで、その力がすごく活きているなって感じるよ。

今日はたくさん話を聞かせてくれてありがとう! 20歳の写真感や、サークルでの話も聞かせてもらって、私もとっても刺激をもらいました^^また、ぜひ会おうね!

*次回の「Emiのコラム」は2023年1月31日に公開予定です

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