Emiのコラム- vol.26

<前編>お菓子の写真から広がった夢。
お店を持ったひとりの女性にお話を聞きました。

整理収納アドバイザーEmi整理収納アドバイザーEmi
2020/12/15

2020/12/15 TwitterFacebook

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「みつかる、私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトにOURHOMEを運営する、Emiです。

今回は、先月神戸にクッキーと焼き菓子のお店「LE PONT(ルポン)」をオープンされたばかりの、ハルさんにお話を伺いました。

実は、ハルさんは元々私の写真整理レッスンの生徒さん。お店を出されてこんな風にお話する日が来るなんてとお互いにびっくり!

夢が叶うきっかけは、“インスタグラムに掲載したお菓子の写真”だったそう。

どんな経緯でお店を出すことになったのかを詳しく、また、10歳の娘さんをお持ちのハルさんが写真整理をどんな風に続けてくださっているのかもご紹介したいと思います。

「Emiさん、私、あの頃より自信がついてきました」

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ハルさんは昔からお菓子が好きで、お菓子の専門学校にも通われていたそう。

その後、お菓子屋さんで働くも、体力的にも厳しい日々が続き、今10歳となるお子さんが生まれたタイミングで退職。それでもやっぱりお菓子が好きで、パートとしてお菓子の仕事に関わっていらっしゃったそうです。

けれど、

「バリバリ働いている人がうらやましかった」
「自分は挫折感をすこし感じていて、あの頃ちゃんとやりきれなかった」
「逃げたわけじゃないけれど、ラクなほうに来てしまった」

そんな想いもあったと、素直に話してくださいました。

そして、久しぶりにお会いしたこの日、ハルさんは私に
「Emiさん、私、あの頃より自信がついてきました。」とおっしゃったんです。

きっかけは、インスタグラムの手作りのお菓子の写真

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ハルさんがもともと興味のあった片付けや収納のことなど発信していたインスタグラム。そこに、家で手作りをしたお菓子をアップしたらたくさんの反響があったのだとか。

素敵なアイシング、それだけではなくてラッピングのセンスも抜群!

OURHOMEのイベントにもぜひ協力してもらいたい!とお声がけし、昨年の冬にはオリジナルのクッキーを作っていただきました。

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食べるのがもったいないぐらい、すてきなクッキーたち

その後、インスタグラムでの販売をスタート。
人気に火がつき、今年11月に神戸にお店を出すことになったそうです。

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実は取材に行かせてもらったのはちょうどオープン前日のこと。
あまり寝ていないはずなのに、そう感じさせないハルさん。今から新しい道をスタートさせるぞ!という意気込みを感じて、うらやましいくらいに美しくキラキラと輝いておられました。

写真に撮って発信されていなかったら、私もハルさんにお声掛けしていなかったと思います。
一枚の写真から、こんなにも道は開けるんだ!と、たくさんの女性に勇気を与えるようなエピソードだなと感じました。

ざっくりアルバムの表紙は、誕生日ケーキ

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ハルさんは私の写真整理レッスンを8年前に受講してくださっていました。

「今もお子さんの写真整理、続いていらっしゃいますか?」とお聞きすると、持ってきてくださったのは今でも続けていらっしゃる『ざっくりアルバム』。

表紙は毎年、手作りした娘さんの誕生日ケーキに!
お菓子が大好きなハルさんらしい素敵な案ですよね^^

リビングに置いて、よく見返してくれているそう

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こちらは、厳選したLサイズの写真を入れた『とっておきアルバム』

「育児日記カードは、小さい頃はたくさん書いていたけれど大きくなるにつれて真っ白のところもあるんですよ」と恥ずかしそうに話してくださいました。

とっておきアルバムは、お子さんの七五三の時を最後にいったんお休みしているそうですが、「娘は、アルバムを時々見返して、『この頃はよかった』なんて、大人みたいなこと言うんですよ〜笑」とうれしそうに話してくださいました。

次回はハルさんに『お菓子の撮り方のコツ』を伺います。

●プロフィール

ハルさん

ハルさん

2020年11月に神戸にお菓子の工房「LE PONT(ルポン)」をオープン。Instagramでも人気が高く、全国への発送のほか、月に数回店舗での販売も行っている。10歳の娘の母。

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