Emiのコラム- vol.23

「衣替えするように、器も変える」
何気ない料理の盛りつけと器選びのポイント。

整理収納アドバイザーEmi整理収納アドバイザーEmi
2020/09/15

2020/09/15 TwitterFacebook

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「みつかる、私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトにOURHOMEを運営する、Emiです。

前回、料理家の桑原亮子さんに、「お料理の盛りつけと、写真の撮り方の工夫」を教えていただきました。

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大事なポイントは3つ。

山がたに盛り付けて、真ん中に赤いものを置く
「今から食べるよ〜!」という臨場感を出す
たくさん料理があっても、ポイントを1品に絞って撮る

写真の撮り方はもちろんなのですが、亮子先生に取材をさせてもらってからというもの、私自身の暮らしに変化がでてきたんです! たとえば、普段の何気ない料理の「器の選び方」「盛りつけ方」。

料理を苦手とする私には、とても珍しいことでして(笑)。

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■真ん中に赤いものを置いてみた

亮子先生のお料理とはほど遠いですが、これはわが家の週末のつくりおき「豚そぼろとニラの甘辛炒め」。
お弁当に入れたり丼ぶりにしたりと、とても便利でよくストックしているのですが、今回は教えていただいたように「真ん中に赤いもの」を置いてみました!

赤い唐辛子を、ちょっと添えて写真を撮影。
うん! ほんの少し赤があるだけで、目にとまります。

でも、やっぱり亮子先生のような「おいしそう〜!」な雰囲気が出る写真を撮るのはまだまだ難しい…^^; 少しずつトライして、もっと精進します!

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■器を変えて季節感を出す

そして亮子先生から、新しく教えていただいたことが、「衣替えするように、器も季節感を意識する」こと。

毎朝パンを置くのに、なんとな〜く同じものを使っていたわが家。
ちょうど実家に帰ったときに祖父母の食器棚から数枚持ち帰っていたので、今朝はいつもとお皿を変えてみました。

少しこっくりした感じの厚めのお皿にパンをのせて、秋色のマットの上で撮影。

すると、アイスコーヒーより、ホットコーヒーが飲みたくなる、そんな気がしたんです^^

残暑は厳しいものの、9月に入って少し秋らしい風が感じられる日もでてきたので、こんな風に温かみのある器を使うのもいいなと感じました。

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■自分の気持ちに正直に

と、ここまで私がチャレンジした様子をお伝えして来ましたが、前回もすごく反響が大きかった亮子先生のお話。

最後に「いつも本当においしそうな料理と素敵な写真を撮るけれど、盛りつけのセンスはどこで習ったの?」と聞いてみました。

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「私は料理の学校にも通っていないし、経験があるわけでもないところからのスタート。でもね、きれいなものをみるのが昔から好きだった。キャンドルや家具、きれいなものを見るとワクワクするよね!

確固たる自信はないけれど、自分がいる空間、料理教室のアトリエも、どこを切り取っても、自分なりにいいなと思うものを置くようにしている。

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私は昔から好きで集めている、骨董やアンティークの器をよく使っているよ。自分の気持ちに正直に。

だから今まで使っていた器も、あれ?ちょっと違うなと思ったら、フリーマーケットに出したり譲ったり、新陳代謝をしているよ」

そう、センスのいい方は、ちいさな違和感を見逃さないように日々心がけているんですよね。

いつも同じなのが大事なのではなく、そのときの自分の気持ちに正直に。

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今はコロナ禍で、なかなか思い切って外食にいく機会も、以前と比べると少なくなりましたよね。

自分がいいな!と思う気持ちを大事に、家庭のお料理を少しでも雰囲気良く、いつもと違った食卓に見せる工夫をぜひ楽しんでいただけたらなと思います。

私もがんばった料理を、ちょっといい感じに見せたり、写真に撮れるようになり、どんどん料理が楽しくなっています!(笑)

TOP、5〜7枚目の写真提供:桑原 亮子さん

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