アルバムは「家族のコミュニケーション」のきっかけ

すぐに取り出せる場所にアルバムがあると、
「そんなこともあったよね！」と自然と話がふくらんでいく。
「こんなに小さいころもあったよね」

アルバムを見ながら育児の軌跡を振り返る。
落ち込んだ時、少しくたびれたとき、私に力を与えてくれる。
なんでもない日常も、10年後の大切な思い出に。

日々の小さな出来事も、振り返ればかけがえのない思い出。
アルバムのある暮らしが、当たり前につづく日常の大切さを教えてくれる。
写真にうつる自分が、記憶になっていく。

小さくて覚えていないことも、アルバムを見ることで記憶に残っていく。
写真は見返してこそ価値のあるものなんだ。
忙しくても、子どもの写真はきちんと残したい。

肩の力を抜いて、シンプルなルールでやると決めたら、
アルバムづくリもずっと続けられる気がする。
子どもの写真整理は「子育て」のひとつかもしれない。

お父さんだから撮れた笑顔、お母さんだから選ぶ写真。
毎日子供を見ている親だからこそ「かぞくのきろく」がつくれる。